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全身性エリテマトーデス(SLE)

症状
発熱、関節の痛み、体重減少、赤い斑点が手足や顔、手のひらなどに見られたり、毛髪が抜けたり、寒さやストレスで手指が白くなったり、紫色になったりします。腎臓が侵されるとむくみや高血圧があらわれ、胸膜炎や心外膜炎を起こして胸や心臓に水がたまったりすることがあります。若い女性に多く発症する病気で原因不明の発熱がみられます。結合組織のコラーゲンを侵すいわゆる膠原病(こうげんびょう)です。


原因
原因はよくわかっていませんが、体質・免疫の異常・環境因子(ウイルス感染や紫外線・薬物・妊娠・出産・ストレス)がその因子と考えられています。

診断
免疫学的検査を行って、細胞の核成分に対する自己抗体をみつけます。全身性エリテマートーデスの場合、DNAに対する抗体が高値陽性となり、血清補体価が低下。
◆判断基準
?顔面紅斑
?円対状皮疹
?日光光線過敏症
?口腔内潰瘍
?関節炎
?漿膜炎       胸膜炎       心膜炎  
?腎症        たんぱく尿     細胞性円柱
?神経学的異常   けいれん発作   精神状態
?血液学的異常   溶血性貧血    白血球減少   リンパ球減少   血小板減少
?免疫学的異常   LE細胞陽性    抗2本鎖DNA抗体高値陽性    抗Sm抗体陽性
             梅毒血清反応生物学的偽陽性(BFP)
?抗核抗体陽性   
(4項目以上の症状があれば、全身エリテマトーデスと診断)

治療
炎症を抑えるために、非ステロイド抗炎症薬・副腎皮質ステロイド薬、
免疫反応を抑えるために、副腎皮質ステロイド薬・免疫抑制剤などが使われます。
なるべく早く良い状態にし、それを悪化させないで長く継続させ、社会復帰できるようにするのが目的です。

予後
日常生活では環境の見直しを行い、誘因となるものは極力避けるように努力が必要です。


自分の体のことは、自分でしかわかりませんよね。
病院で診察を受けるときも、今の自分の症状を判断して情報を伝えるのは自分です。
正しい病気の知識(病気の症状、病気の原因、病気の対処法、病気の予防法など)を持って、
自分の体をしっかりと管理しましょう。

もしも当サイトに掲載している病気の症状や病気の原因を読んで、「もしかしたら自分はこの病気かもしれないな・・・」と思ったら、なるべく早めに病院に赴いて診察を受けるようにしましょう。
たとえ病気ではなかったとしても、自分が病気でなかったことを知ることで心身の負担が軽くなると思いますよ!
普段から自分の体と心に気を配ることが大切です。

「健康」であるというのは幸せなことです!
健康な体で、充実した毎日を送りましょう。


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