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骨軟化症・くる病(こつなんかしょう)

症状

骨が弱いため、からだの動きや体重からくる力を支えきれず、慢性的な痛みがあらわれます。腰や手足などに起こり、そのほかからだのあちこちの骨や関節が痛みます。とくに多いのは体重を支えるためのポイントになる場所、(腰や背中、股関節、膝関節、足関節などといった部位)です。そのうちに足に力が人らなくなってきて、坂道や階段の昇降、立ったり座ったりという特別ストレスのかかる局面では、スムーズに動くことができなくなってしまうこともあります。
現在は良い治療法があるためこのあたりでくいとめることができますが、これを放置すると症状はさらに悪化します。
また、治療枝術が進んでいなかった時代はどうしても症状の悪化をみることが多く、骨がもろくて変形しやすいため、背骨や胸郭、骨盤などを形成している骨に変形が起こって形が崩れてしまいます。外見的には背中が曲がってしまうことが多く、くる病という名はその状態を表現しています。
骨軟化症では骨折はあまりみられません。

原因

ビタミンDやリンが不足して骨の完成が阻害され、類骨の部分の多い骨ができてしまうのが骨軟化症です。
ビタミンDの異常は、食物から摂取する量が足りないケースのほかに、日光にあたる機会が少ないことからも起こります。ビタミンDが体内で正しく働くためには、日光に十分にあたることが不可欠です。
日照時問の少ない地域に、くる病・骨軟化症が多発するのはそのためです。
内臓の病気などにより、ビタミンDの働きや吸収が悪くなることもあります。
リンの摂取で問題となるのは腎臓の働きです。腎臓には俳泄されようとする尿の中からリンを再吸収して、血液中へ戻してやるという役割がありますが、この機能が先天的に弱いためリンの不足が起こることがあります。


診断・治療

確定的な診断を下すためには、針をからだの中へ挿入して、骨の一部を採取し、顕微鏡で調べる穿刺という検査が必要ですが、X線撮影で、骨改変層と呼ばれる骨折に似た、骨の変化をとらえることができれば、ある程度の診断はつきます。
血液や尿に含まれるカルシウムや、リンの量を測定することも大切で、血液検査や尿検査も欠かせません。

治療に際しては、薬物療法が主体となります。カルシウムやリンの製剤も用いられることがありますが、
なかでもよく用いられるのはビタミンD不足を補うためのビタミンD剤で、とくに活性型ビタミンDは微量
でもかなりの効果を発揮しますが、この薬剤をあまり過剰に服用すると、吐きけや嘔叶、食欲減退などが起こることもあるので、副作用に注意しながら、服用量を、コントロールする必要があります。
治療の遅れなどから骨の変形が著しくなってしまったときには、ギプスをはめたり、手術を行ったりして骨の形の矯正が必要です。


予防

ビタミンDをよくとることが大切です。ビタミンDはレバーやバター、卵黄、いわしやかつおなどの魚肉といった食物にとくに多く含まれています。日光にまめにあたることも大事ですが、あまりあたりすぎると、こんどは、紫外線による、障害などが、起きる可能性もありますから、バランスに注意してください。


自分の体のことは、自分でしかわかりませんよね。
病院で診察を受けるときも、今の自分の症状を判断して情報を伝えるのは自分です。
正しい病気の知識(病気の症状、病気の原因、病気の対処法、病気の予防法など)を持って、
自分の体をしっかりと管理しましょう。

もしも当サイトに掲載している病気の症状や病気の原因を読んで、「もしかしたら自分はこの病気かもしれないな・・・」と思ったら、なるべく早めに病院に赴いて診察を受けるようにしましょう。
たとえ病気ではなかったとしても、自分が病気でなかったことを知ることで心身の負担が軽くなると思いますよ!
普段から自分の体と心に気を配ることが大切です。

「健康」であるというのは幸せなことです!
健康な体で、充実した毎日を送りましょう。


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