トップページ > 尿に血が混じる(血尿) > 尿路結石(にょうろけっせき)

尿路結石(にょうろけっせき)

症状

最初の結石ができるのは、腎杯であることが多く、これを腎杯結石といいます(腎孟で大きくなって、腎孟全体をうめてしまって腎盂をくさび型にしたような結石を、とくにサンゴ状結石と呼んでいます)。
結石が尿管に流れ、ここで詰まると尿管結石と呼ばれます。
尿管につまると、結石のある側のわき腹から背中にかけて激痛が起こり、これは尿路結石のなかで一番痛みが強いものです。
尿管は直径が約5?8?ですから、小さいものは、自然排石を期待できます。膀胱結石は、頻尿や排尿困難があらわれ、小さな結石は尿道から排出されることもあります。これがうまく排石されずに尿道にとどまったものが、尿道結石です。これは排尿困難が強く、早急な治療が必要です。
尿管結石のおもな症状は疝痛、血尿です。痛みはわき腹、背中の激痛からはじまって、疝痛時の痛みは発作的でとても強く、嘔吐、冷や汗、腹部膨満、顔而蒼白、血圧低下などを伴う場合もあります。
ただし、必ずしも疝痛が起こるわけではありません。結石の場所によっては鈍痛だったり、胃・十二指腸潰瘍、心筋梗塞のような痛みだったりを感じることもあります。


原因

尿が腎臓でつくられて腎孟、尿管、膀胱、尿道と流れて体外に排出される際に、このいずれかの場所に結石ができるために起こります。
ほとんどは水分のとり方が.分なために起こります。とくに夏に汗をたくさんかき、尿量が少なくなるときに起こりやすくなります。ただ、再発を繰り返すり場合は、尿のうっ滞、代謝異常(とくに尿酸結石、シスチン結石の場合)、副甲状腺機能亢進症、高カルシウム尿症、慢性の尿路感染症の存在などを疑う必要があります。
ほかに、乳製品からのカルシウムの摂取が多すぎるのも、結石を生じさせやすくする一因と考えられています。

診断

自覚症状の疝痛と尿中赤血球でおおよそ診断がつきます。腹部X線撮影で結石の影が確認できます。
X線に与らない結石は、超音波断席法やCTスキャンで診断します。
結石や尿路をふさいでいるかどうかは造影剤を注射して、X線撮影すればわかります。
何度か再発している場合は、血液検査、24時間尿の検査、副甲状腺ホルモンの検査もします。


治療

結石が小さい場合は、自然排石れるのを期待して水分を大量にとり、排石促進剤を使います。痛みには鎮痛剤を使用します。
結石が排出されたときは、これを病院にもっていき、分析することによって再発を防ぐことができます。痛みが強いとき、排石が望めないとき、水腎症、感染症などを合併したときは、継続的な治療が必要となります。体外から衝撃波を結石部分にあてて、結石を砕いて排泄させるESWL(体外衝撃波結石破砕術)や細尿管鏡で行うレーザー超音波による結石破砕が代表的な治療です。
ときには背中に開けた穴から内視鏡を入れて、結石を砕く方法などが必要となります。
また、ある種の結石に限り、溶解することができ、尿をアルカリ性に保つ薬剤などを服用することがあります。


予防

再売を防ぐには、水分を十分にとり(尿路を洗い流す)、からだをよく動かすこと(小さな結石の排出を促す)です。
カルシウム結石の場合は乳製品の摂取を、尿酸結石の場合は肉類の摂取を避けるようにします。


自分の体のことは、自分でしかわかりませんよね。
病院で診察を受けるときも、今の自分の症状を判断して情報を伝えるのは自分です。
正しい病気の知識(病気の症状、病気の原因、病気の対処法、病気の予防法など)を持って、
自分の体をしっかりと管理しましょう。

もしも当サイトに掲載している病気の症状や病気の原因を読んで、「もしかしたら自分はこの病気かもしれないな・・・」と思ったら、なるべく早めに病院に赴いて診察を受けるようにしましょう。
たとえ病気ではなかったとしても、自分が病気でなかったことを知ることで心身の負担が軽くなると思いますよ!
普段から自分の体と心に気を配ることが大切です。

「健康」であるというのは幸せなことです!
健康な体で、充実した毎日を送りましょう。


Copyright (C) 2010 病気の症状に関する用語集 All Rights Reserved.