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良性卵巣腫瘍(りょうせいらんそうしゅよう)
症状
卵巣にできる良性の腫瘍のことです。卵巣は、腫瘍がとても発生しやすい臓器です。
良惟卵巣腫瘍にはいろいろな組織型がありますが、そのほとんどが粘液などの内容物のつまった嚢(ふくろ)でできている嚢胞性の腫瘍で、それを総称して卵巣嚢腫と呼んでいます。
性成熟期に多い、漿液性嚢腫(内容物はやや黄色で透明)、ムチン性嚢腫(内容物はヌルヌルしたもの)、類皮嚢胞腫(内宥物は毛嚢、汗腺、皮脂腺、脂肪などからなるもの)の3つが、卵巣嚢腫のおもなものです。
嚢腫とは水のたまった腫瘍のことですが、卵巣腫瘍は水がたまることが多く、卵巣腫瘍と卵巣嚢腫は、区別して使われていません。
これといった自覚症状がないのが卵巣腫瘍の特徴です。おなかが痛い、腹部がふくれた感じがするなどの症状が出るのはかなり腫瘍が人きくなってからのことです。
原因
卵巣腫瘍に限らず、腫瘍の発生原因はよくわかっていません。
診断・治療
卵巣が大きくふくらんでいるので、内診で腫瘍の存在がわかります。
超音波断層法で腫瘍の人きさや形、位置、腫瘍の種類、悪性の可能性はないか、また、子宮筋腫との鑑別をします。
検査の結果、腫瘍が5?6?ぐらいと小さく、悪性の可能性がない場合は、白然に小さくなることを期待して、手術をせずに2?3ヵ月にー度診察をして経過観察をします。
悪性が疑われる場合は、手術で腫瘍を摘出して調べなければなりません。
おなかを開いてみて、良性の場合、閉経が近いか閉経後なら、腫瘍のある卵巣を卵管を、含めて全摘出します(付属器切除術)。それ以外は腫瘍だけとります(卵巣嚢腫摘出術)が、充実性腫瘍(触れるとかたい充実部分をもつもの)は、健康な部分と病巣が分かれていないので、腫瘍だけとるのは不可能な場合があります。
茎捻転の場合で卵巣の機能の回復が望めない場合は、腫瘍のある側の卵巣を切除します。
経過・予後
約2週間の入院が必要です。卵巣嚢腫摘出術の場合は、再発がないか確かめるため、数カ月にー回超音波断層法で検査をします。
自分の体のことは、自分でしかわかりませんよね。
病院で診察を受けるときも、今の自分の症状を判断して情報を伝えるのは自分です。
正しい病気の知識(病気の症状、病気の原因、病気の対処法、病気の予防法など)を持って、
自分の体をしっかりと管理しましょう。
もしも当サイトに掲載している病気の症状や病気の原因を読んで、「もしかしたら自分はこの病気かもしれないな・・・」と思ったら、なるべく早めに病院に赴いて診察を受けるようにしましょう。
たとえ病気ではなかったとしても、自分が病気でなかったことを知ることで心身の負担が軽くなると思いますよ!
普段から自分の体と心に気を配ることが大切です。
「健康」であるというのは幸せなことです!
健康な体で、充実した毎日を送りましょう。